「なんでもやります」はHPだけじゃなくMPも削る悪魔の言葉

170404

サービスを売るときに、「その分野のことならなんでもできます」「やります」と大きく掲げることは、あまりいいやり方とは言えません。

…という話は、マーケティングを意識すると「なるほど」と思えるひとつの定石だと思います。

本当になんでもできるし、そう言いたいとしても、見せ方としてはターゲットを絞ってサービスを展開する方が結果的には効率よく集客できるものです。

自分がお客さんの立場だとしたら、うどん・そばと書いてあるけどラーメンもスパゲティもいろんな定食も置いてある何屋さんかわからないお店よりも、『讃岐うどん専門店』『信州手打ちそば』と書いてあるお店の方が「美味しそう」と思いますもんね。

私、この言葉は集客に貢献しないだけではなく、何より自分も苦しめてしまうんじゃないかと思いまして。
だってやれることが多ければ多いほど、ライバルが増えるじゃないですか。
「この分野ならなんでもやります!」と言った時点で、その分野の人全員が敵たりうるわけです。

いつでも、負けたくない、負けられないと精神的に肩肘を張ることになる。
どこでも、その業界の他の人と自分を比べて上下を計ることになる。
それではいくら仕事を請け負っても、その先の誰かの存在に怯えることになってしまいます。

どうしてこういうことを考えたかというと、私今朝facebookで同業の知人の活動をシェアしたんです。
そのときになんか、「ああ、私手放せてるな」って思いまして。

私は絵描きとして、かなり幅広く絵柄やテイストを描き分けることができます。
イラストもストーリー漫画もルポ漫画も4コマも描ける。
「なんでもできます」って言葉がそこそこ似合う女です(笑)

紹介した彼女たちの活動も、決して私ができないことじゃない。
でも私は今のところ、その活動に関しては私より彼女たちの方をオススメしたいと思ったのでシェアをしたわけです。

もちろん同業者であり完全に住み分けているわけではありませんが、敵ではなく横の繋がりを持った仲間でありたいと思います。

自分のやりたいこと、やれること、やるべきこと。
それらがわかっているなら、何が自分の仕事かを見極めて、それ以外は気持ちよく人に任せてしまえばいいんです。

そうしてできた時間で、自分にしかやれないことを研ぎ澄ませていく。

そのほうがHP(体力)もMP(精神力)も無駄に消耗せず、戦い続けていけるのだと思います。

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