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盆栽は庭やお金や時間がなくても大丈夫

170518

盆栽展に出品されたり、テレビで紹介されたりする盆栽は、大きくて、価値が高く、手間暇かけられているものが多いです。
それらは本当に見応えがあり、何十年、何百年と職人たちによって引き継がれてきた重みを感じます。

でもね、盆栽ってそれが全てじゃないし、みんながみんなあれを目指す必要ってないし、目指してるわけでもない。
自分が暮らしている中で、自分ができる範囲で楽しめばいいんです。

例えば場所。
私が住んでいるのは賃貸マンションの上階で、専用のお庭があるわけではありません。
盆栽たちはベランダで育てています。

片手に乗るようなミニ盆栽〜両手に乗る小品(しょうひん)盆栽と呼ばれるサイズのものなら、ベランダのスペースでも十分育てられます。

例えばお金。
もちろん上を見ればいくらでも高いものはありますが、代わりに普通の園芸と変わらない手頃な値段のものもたくさんあります。

そういう中からお気に入りの掘り出し物を探すのも楽しいですよ。
私は自分がやっている盆栽を貧乏な盆栽ということで『びんぼんさい』と呼んでいるくらい。
写真の下の段に並んでいる小さな盆栽のほとんどは、だいたい鉢と木を合わせて1,000円前後です。

例えば時間。
たくさん鉢があればもちろんその分だけ手入れの手間は増えますが、なんたって相手は自然です。
どれだけ手をかけようともちょっとずつしか成長しません。
1、2鉢を育てるだけなら、やれることは限られています。

毎日お水をあげて、春と秋に肥料をあげて、あとは時々お部屋に飾って眺めていればいいんです。
忙しい毎日の中で盆栽を眺めるその時間は、不思議なことにすごくゆったりと流れるので、なんだったら時間は感覚的には増えます!(当社比)

というわけでまずはひと鉢。
今の生活に寄り添う盆栽をお迎えしてみてはいかがでしょうか。

(まあ私はすでに沼に足を突っ込んでいるので、いつか盆栽をもっと育てたいという理由で引っ越すんじゃないかという気がしなくもないですが…。)