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有名な広告漫画と言えばアレ!

「広告漫画とは何か」ということを説明をするとき、もちろん自分が描いたサンプルなどもお見せするのですが、もしクライアントがご存知であれば「あー、そういうことね」と一発でイメージが湧く必殺広告漫画があります。

広告は常に生まれて消える=消費されるものなので、それに接触する人の数は限られています。
しかも漫画となるとそのごく一部。
それでもこのふたつをあげると半分くらいの人には通じちゃうんです。

 

少女漫画誌懐かしの『日ペンの美子(みこ)ちゃん』

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『りぼん』や『なかよし』といった少女漫画誌の裏表紙で、毎号掲載されていた広告漫画です。
ある意味連載されていたと言ってもいいでしょう。

ペン習字の通信講座の広告で、講座のおかげで字が得意な美子ちゃんが自分や友人に起こるトラブル(恋愛が多い)をペン習字で解決する9コマ漫画です。
だいたいトホホなオチがつきます(笑)

恐らく今30〜40代で少女漫画を読んでいた方であれば、ご存知の方多いんじゃないでしょうか。

 

あの決め台詞と共に!ベネッセ『進研ゼミ』DM

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これは今も現役、ベネッセコーポレーションの通信学習講座『進研ゼミ』のDM(ダイレクトメール)に同封される、ストーリー漫画冊子です。

美子ちゃんと違って、毎回の主人公は決まっていません。
また対象の学年に合わせたキャラ設定、時間設定(夏休み講習、期末対策など)になっており、ボリュームもあるので「進研ゼミはやってないけど漫画は楽しみだった」という子も多いです。

ストーリーはだいたい部活や恋で頑張りたいけど勉強が…とあせる主人公が、進研ゼミのおかげで両立できてうまくいく、という内容です。
漫画の最後は「やっぱり進研ゼミだね!」の台詞でしめるのがお約束(笑)

ちなみに(今はわかりませんが)私が子供の頃は男の子向け女の子向け2種類の漫画を使い分けており、「ゆうき」という名前の為か自分に来ていたのは「男の子向け」だと大きくなってから知りました(笑)。

またベネッセは進研ゼミ以外の通信講座にもこの手法を取り入れており、実は私幼児向けの英語教材(DM対象はもちろんママ)の漫画制作をしたことがあります。

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これは何度も語っていきたいと思っていることですが、『漫画風広告』と『広告漫画』は違います。
漫画風広告は、コマ割りやフキダシによる台詞などパッと見て漫画には見えるのですが、ただ漫画の「型」を使っているだけなんですよ。
通常の広告を、漫画の形に変えただけと言うか。
キャラクターが入る分読みやすくはなりますが、説明が続く面白みの無いものが多いです。

それに対して広告漫画は、キャラクターに個性があったり、ストーリーがあったり、共感や笑いなどの感情を起こさせたり、漫画ならではの面白さがあります。
もちろん広告ですからあくまでPRしたい商品やサービスを盛り込むことは大前提ですが、それに興味が無くても漫画として読めてしまう。
それが広告漫画です。

そういった意味で、上記のふたつは完全に『広告漫画』。
わたしもいつか「広告漫画といえばアレ」と呼ばれる代表作を生み出したいものです。