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餅屋が餅だけ売っていればいいのかどうかはお客さんに聞け

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『餅は餅屋』という言葉がありますね。
何事もその道の専門家が1番であるという意味です。
「だから専門家に任せた方がよい」という意味合いで使われることが多いと思います。

基本的にはその通りです。
見よう見まねで四苦八苦自分でやるより、対価を払って専門家に任せた方が自分の時間が浮いて、よりクオリティの高いモノが生まれる。

けれど、自分がその専門家だった場合、お客さんから専門外のことを頼まれたらどうしますか?
「それは専門じゃないから」と断ることは簡単ですし、その方がお客さんの為になることもあるでしょう。
全く関係ないことを節操なく受けていたら、それはただの便利屋です。

だけど、断る前に考えてみてもいいかもしれない。
それは本来の専門とは違うのかもしれないけど、組み合わせることで自分の力になるのではないか。
専門分野の能力を認められた上で、別の要望がお客さんから出ているなら、それは『ニーズ』ではないのか。

例えば私は漫画・イラストは専門ですが、デザインをまともに学んだことはありません。

「似顔絵名刺」を作りたいお客さんがいたとしたら、似顔絵イラストは私が制作して、あとはそれをデザイナーさんに渡してデザインしてもらうのが1番いいと思います。
けれどデザイナーの知り合いがいない人や、早く名刺が欲しい人、費用を抑えたい人にとっては、私がデザインまでやって印刷所に入稿してワンストップで名刺ができる方がありがたいわけですね。

なので現状は決して『デザイナー』を名乗れる実力ではありませんが、それを了承頂いた上で簡単なデザインの仕事もやらせて頂くと同時に、今必死に学んでいるところです。

『ニーズ』に答えていくことは、オリジナリティーの確立に繋がる可能性があるとも思います。
2つ以上の専門が組み合わされば、それが誰とも比べられない新しい分野になっているかもしれないのです。

あなたの周りにあなたしか餅屋がいないのなら、ただの餅屋でもいいかもしれません。
餅屋が竿竹屋を目指す必要もない。
けれど何人かのお客さんからお餅と一緒にちょっとアレも置いてくれませんかと言われるなら、その声にお応えしてもいいかもしれませんね。