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私が『異業種交流会』に参加しない3つ(+1)の理由

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一昨年去年あたり「営業頑張らなくちゃ!」という気持ちで、オープンな異業種交流会や勉強会に出向いたりしていた。
が、あまりに効率が悪く、いいことより悪いことの方が多かったので、今後は必要がない限り参加しないと決めた。

そしてそれは、私にとっては正しかったようだ。
私がそれを決意した3つの理由を紹介する。

来ているのはクライアント候補ではなく、自分と同じ営業である

営業と思って行く時点でもはや間違っていたのだ。
何故なら、自分がそう思って意気揚々と出向く場である以上、他の人も同じ気持ちで来ていることが多いからだ。

交流会後、早速繋がった(交流会参加者は申請も早い!)Facebookなどから「百万さんの仕事に興味があるからぜひお茶でも」とお誘いを受けることがある。
まずこの誘い方がアウトだ。だって仕事を頼みたい、相談したいならそう言うもの。

それでも場慣れしていなかった私は素直に喜び、のこのこと出かけて行ったわけだが、はじめは私の仕事の話をしているのに、いつの間にか向こうの「美味しい儲け話」が始まっているのだ。
保険ならまだマシだ、それより『ネットワークビジネス』と呼ばれるねずみ講まがいのものが多い。

今年の出逢いがいいものばかりだったのですっかり忘れていたが、去年など3回もそれをやられたのだ。

わざわざ時間を作って会いに行ったのに、その手の話が始まった時のがっかり感!
そして「こいつならやれそうだな」と判断されたという、屈辱感!!
(私のようにフリーで活動している人間は、その手の人にとって、ひとりで起業している=起業家精神・ベンチャー精神がある=金儲けに興味があると思われる節があるようだ)

もしかしたら10人に1人くらいは本当に私の仕事に興味があって、いつか頼みたいという人もいるのかもしれない。
けれど10人のうちの9人いるその手の人間に貴重な時間を奪われるくらいなら、その1人の見込み客はすっぱりあきらめますから!

交流会そのものを目的としている人間がいる

このタイプの人は、とにかく「人脈」という言葉が好きだ。
本当に人脈を使ってちゃんと仕事をしている人もたくさんいるけど、残念な人脈好きさんの人脈は、ただの名刺の数だ。
名刺交換をし、漫画家さん大歓迎だからぜひ自分が主催する交流会にも来て欲しいと言われ行ったら「どこかでお会いしましたっけ」と言われた、という経験がある。

また「仲間内からイラストが描ける人がいなくなったから困っている」と言われ、困ってるならお役に立てるはずだと思い会う約束を入れたところ、アポ日前にその『仲間』というのが『会員登録制のクローズドなグループ』だと判明。
「仕事だったら相談にのるけど、グループには入りませんよ」と伝えたところ、仕事の話自体も消えたという…。
これも悲しかった。

仕事に繋がらない

上記のようなハズレ体験をしても、仕事が取れるなら出る意味もあるだろう。
けれどこれが、びっくりするくらい無いのだ。

私は広告漫画家なので、士業や不動産、WEBデザイナーといった職種から比べれば、そのような場では珍しい存在だと思う。
実際物珍しさから話しかけられたり他の交流会に誘われたりよくするし、営業ツール(漫画小冊子)のウケもいい。
それでも、そう言う場でのやり取りで仕事が決まるということはほとんど無い。
逆に私がその場で出会った人に仕事を頼んだことも無い。こちらから連絡を取ったことすら無いと言ってもいい。

結局お互い「求める者」ではないからだ。

独立したばかりのフリーランスで、時間に余裕もあるなら、勉強のつもりで行ってみてもいいかもしれない。
けれど「あわよくば仕事もらえるかも」は期待しない方がいい。

それよりも色んな業種の人と話せて見識が広がるとか、モチベーションが上がるとか、そういう意味の方が役に立つことはあるかも。
しかしそれも最初だけだから、もしどうしても断れない誘いで行かざるを得ないとかだったら、『その人の仕事がよくわかる名刺MVPを探す』とか『自己紹介が上手い人の技術を盗む』とか、自分なりに目標を作って参加するといいと思う。

最後にもうひとつ、私が今後異業種交流会に参加しないと決意した理由。
それは、異業種交流会に足を運ぶ時間があったら、ブログを更新した方が100倍いいと思っているから。

生身の一期一会よりも自分の分身をネットで広く発信する方が、営業的に圧倒的に効率が良く、何より精神衛生上健やかでいられますよ(笑)