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独立目指してるなら能力は開示しておいた方がいいかもね〜私が似顔絵を始めたきっかけ

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(5/21凛女打ち合わせより。今では人の名前を覚える時のメモ代わりにちょちょいと描くくらいには、苦手意識は無くなりましたよ。)

『似顔絵を描く能力』って、『絵を描く能力』とはまたちょっと別だと思うんですよ。
絵に落とし込む以前に、特徴を捉えることの方が重要なわけで。
仕事としてやるならそれはそれで修行が必要です。

私は元々似顔絵はそれほど得意ではありませんでしたし、仕事として描くことになるなんて考えてもいませんでした。
描くようになったきっかけは、今年の夏まで二足のわらじで派遣社員として働いていた勤務先にあります。

入って半年くらい経った頃、退職される方がいるからとメッセージカードを渡されました。
特に親しかった方でもなかったので、「お疲れさまでした。これからも頑張って下さい。」くらいしか書くことが無く、そんなものもらっても嬉しくないだろうな〜と何の気無しに空いたスペースに似顔絵を描いたのです。
ちなみに、漫画の仕事自体は隠してはいませんでした。
どこで仕事に繋がるかわかりませんから。(そもそも隠したところでちょっと手が空くとすぐ落描きを始めるからすぐにバレるのだけど…)

それがうっかり似ちゃってかわいく描けたもんだからさあ大変。
一気に私はチームリーダーたちに『絵が描ける人』としてロックオンされたのです(笑)

それからは退職者がでる度に、その人を抱えるチームのリーダーがこっそりやってきては私に似顔絵を依頼するようになりました。

最初に頼まれた時は、正直迷いました。
描いて欲しいと言われるのは嬉しいけど、似顔絵得意じゃないですから。
しかも片やお金を頂いて絵の仕事をしているのに、「ちょっと描いて」と言われて「はいはい」と描くのはどうなんだ…。
でも職場で頼まれたら断り辛い…。

 しばし葛藤。

「描いてもいいですけど、プロとしてお金取る立場ですから持って帰って家でタダ働きとか嫌ですよ」
「ここで描けばいいじゃん!」

 交渉終了。

仕事時間を使って描くことを快諾されてしまったので断れず(苦笑)、結局在職中に、作品としては20人近くの似顔絵を描きました。
(だからまあ、決してタダ働きではないです。)

そうしてその職場で似顔絵を描くうち、なんとなく似顔絵のコツを掴み、現在はメニューのひとつとして仕事をさせて頂いております。
だから今似顔絵をやっているのも、来年のウェディング漫画の企画も、その職場で似顔絵を描かされた描かせて頂いたおかげなのです。

またその職場で『似顔絵が描ける人』と認知されたおかげで、在職中に個人的に仕事を依頼して下さった方も何人もいます。

というわけで個人的には(副業禁止の職場でなければ)、自分がやっていること、自分の能力は隠さず大々的に見せびらかしておいた方が何か繋がっていくことがあるんじゃないかなと思います。

ただし「なんとなくやってる感」を出すだけだと、タダ仕事を頼まれたり、友達価格でとか言われるので、自分の中で線引きはしっかりしておきましょうね。