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(漠然と)大公開!広告漫画家独立1年目の収入と今後の売上目標

160906

とあるイラストレーターさんがTwitterで、とても為になる売上目標の話をしていた。
自論を展開したのち「読み返すと恥ずかしくなってきたので」とすぐにそれらのツイートを消してしまったのだが、自宅引きこもりTwitter監視員の百万は全て見ていた。(笑)

ご本人が消したツイートの内容を私が詳しく紹介するわけにはいかないが、そこから私が学んだことはこうだ。

「目標とする売上金額は、高く設定すべし。
今よりちょっと上くらいの金額だと、今の仕事を積み重ねるという努力で達成できてしまう。
しかしうんと高い金額を設定すれば、仕組みを変えるなり創意工夫をしないとたどり着けない」

ちょうど今後の仕事のやり方について考えようと思っているタイミングだったので、その話はかなり刺さった。

広告漫画家として完全独立してからのこの1年、仕事はほとんど選ばずにやってきた。
休みも設定せず、受けられるだけ受けた。
いつ仕事があるか分からないからという独立直後独特の不安ももちろんあったが、実績を作る為、自分の可能性を広げる為、そして仕事のペースをつかむ為、最初はそうしようと決めていたのだ。

結果、仕事以外はほとんど何もしない1年だった(笑)
(途中大きなイベントの運営に携わったが、それも感覚的には仕事の一環)

それで得た稼ぎは、だいたい『私一人が最低限の生活ができる』くらいだった。
休みなく働いたにも関わらずアルバイトフリーターとたいして変わらない金額だったのは、経験重視であまり稼ぎにならない仕事も受けたことと、私の腕が(主に作画スピード的な意味で)未熟であることが主な理由である。

しかし私の腕が上がって仮に倍の速度で制作できるとしても、今のやり方ではせいぜい中級サラリーマンの年収に届くか届かないかであることがわかった。
しかもそこには「休みほとんどなし、その上で体調を崩さない」という条件が含まれている。

つまり、無理ゲーである。

私は漫画が描きたくてフリーランスをやっているので、「できるだけ休みたい!」とは思っていない。
しかしそれと『休みなしで働かないと食えない』状態は別である。

また、基本の暮らしぶりが質素であり「楽したい」「あれ買いたい」「もっとお金持ちに」という自分の生活を豊かにする為のお金が欲しいともそれほど思っていない。
しかし、『お金があればやりたいことをやる為の選択肢は格段に増える』ということは知っている。

そして運良くお金で人に迷惑をかけたことがないが、運悪く迷惑をかけられたことは多々あるので、やはりその時の気持ちを思い返すと自分は絶対にお金でトラブルを起こしたくないしその備えとして準備をしておきたいと思う。

なので結果スタンスとしては、「稼げるもんなら稼いでおきたい」となる。

そこでそろそろ売上目標を立てようと思いつつ、『受ける仕事を増やす』『腕を磨く』などの単純な努力はきついなあと思っているところに、冒頭のツイートを見たのである。

そして私はそれを見て、「人並みの休みを確保しつつ人並みの収入を」目標として考えるのをやめることにした。
それを達成できた頃に自分が収入のステップアップを望んでいればその時にまた目標を立てればいいと考えていたが、そのやり方ではきっと『努力』以外の方法が思い浮かばないのだ。

だから私も、『うんと高い目標金額』を掲げる。
それは「どんな手を使ってなんとしても!」ということではないので、単純な値上げなどは意味がない。
すぐの達成を目指すものでもない。
より効率化したり、自動化できるところを自動化したり、自分の能力を別の方法で活かしたり、人を巻き込んだり、そこを目指していろんな仕組みを作っていくのだ。
例え最終的にその金額にたどり着けなくても、元々考えていた『並みの収入』は超えることができるだろう。

そうね、そこまで行ったらそのノウハウのセミナー講師としてやっていこうかな(笑)
そしたらそれで稼いだお金で、好き放題漫画を描くとしよう。
…あれ?