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「今日のお客さんはノリが悪かった」とほざくパフォーマーは二流

170419

いつだったか、フラメンコのレストランショーを見たことがありまして。
ショー自体は素晴らしかったのですが、最後にちょっとモヤッとすることがありました。

最後にお客さんもステージに上げてみんなで踊る、という流れに。
まあよくある感じだとは思うんですが、私アレが基本的に嫌いなんですよ。

いや、そういう時間があること自体はいいんですけど、「ほら、恥ずかしがらずに!」とか言って無理やりステージに上げられるのがイヤ。
誘う側としてはそのダンスが好きでやってるんでしょうから、「踊るって楽しい」という気持ちを共有したいんでしょうね。
そして壇上に上げてしまえば、最初はイヤイヤでも最後は楽しんで終われる、と『信じ込んでいる』。

そのときも、ほぼ全員ステージに引っ張り出されてまして。
しかもそのお店、界隈で有名なのか他の教室で習っていると思われる経験者がお客さんとしてたくさん来ていて、みんな踊れるんですよね。
そんな中、ダンスが好きなわけでもない未経験者がやりたくもないのに無様にオロオロすることの何が楽しいのかって話ですよ。

空気を読んでそれなりに合わせましたが、それを見て「ほらね!やってみたら楽しいでしょ!!」としてやったりな感じで言われるわけです。
そんでこれ、もし結構ですと固辞したらしたで、「ノリが悪い」とか思われるわけでしょ?

ガッデム。

でもね。
これもやり方次第だと思うんです。

去年知り合った方で、ひじき石塚さんという方がいらっしゃいまして。
パートナーのパンジー関さんと一緒に、親子で楽しめる食育ロック、山菜ロッケンローラー『ワラビーズ』というバンドをやっています。

ブログやセルフブランディングを学ぶかさこ塾で知り合い、塾関係のイベントでパフォーマンスを何度か拝見したのですが、これが本当に素晴らしいんですよ。

歌や演奏に日々磨きをかけるのは当然として、お客さんを『ノセる』のがうま過ぎる。
派手な見た目と自己紹介から入るのに、ちゃんとお客さんを見ていて置いていかない。
今から歌うのはこういう歌ですと説明し、サビの部分ではこうやってね!と振り付けも事前に教える。
そして、無理強いはしない。

無理強いはしないけど、楽しくノッて来たところで自然に参加できるようにちゃんとなってるんです。

純粋なファンというよりちょっと外側からの見方で申し訳ないのですが、私はワラビーズの『パフォーマンスのプロ』としての魅せ方に惚れてしまいました。

あのフラメンコのショーでも、基本のステップはこうですとか、手拍子だけでもいいので参加してねとか、ちゃんとお客さんを見て参加しやすいように整えてくれたなら、私も嫌々ステージに上がらずに済んだはず。

自分たちがノッてればお客さんはついてくるだなんて、甘えですよね。

踊ること、歌うこと、絵を描くこと…それらが本質としても、それだけやってればいいわけじゃない。
人前でパフォーマンスをする以上、それらは「お客さんのため」であって欲しいと思います。

ワラビーズ公式サイト
https://warabies331.jimdo.com