目立つ、ウケる、伝わる ー 漫画の力をあなたに。

モノの値打ちは自分で決める(前編)

150813

「タダだから」という理由で物やサービスは受け取らない。
「安くならない?」と、とりあえず言ってみることもしない。
「高くない?」と他人が言おうが、自分が適正だと思ったモノに対価を支払う。

値段には必ず意味がある。
その意味を自分で見極め、納得のいくお金の使い方をしようという話。

ひとつ例を挙げてみましょう。

私は1年半程前に、Softbankの携帯を解約しました。
その頃の契約は2年縛り。縛りによる月々の割引はあるけれど、使用機種であるiPhone4sの分割払いと使い放題のネット料金がセットされていました。
今Softbank、docomo、auの3大キャリアでスマホを使っている人たちの、基本プランだと思います。

しかし私は不満を感じていました。
iPhoneはいいですよ。素晴らしいデバイスです。
ただしそれを餌に、使いもしないのに毎月馬鹿みたいに高い通信量を搾取されているこの現状はなんなんだと。
iPhone代を負担しても、テレビCMを毎日バンバン流しても、各キャリアが顧客を囲い込むのは、当然その高い月額料金で充分儲けて元が取れるからなわけですよ。

「MVNO」というものをご存知でしょうか。
「格安SIM」という言葉の方が、一般的には耳にするかもしれませんね。
詳細は割愛しますが、3大キャリア以外にも携帯電話の通信を提供できる会社が存在して、多少の通信制限はあるもののその分格段に安い、というものです。
ただし、機種に関しては「自分で用意してね」というのが基本です。(3大キャリアで取り扱っているものより若干見劣りするMVNO提供機種を利用することも可能)

私はそのMVNO業者のひとつと契約をしました。
月額使用料は、通話含め毎月約2,500円。安いです。
もちろんネットもSoftbankの頃と同じように不自由無く使っています。

ただし、現在使っている機種であるSIMフリーのiPhone5sは、約7万円払ってappleから購入しました。
その機種代を24ヶ月で割って2,500円と足すと、正直「Softbankの頃より超安くなった!」という程ではないです。
解約(なんと私は解約金を払ってSoftbankをやめた!)や契約の手間を考えると、やらない方がマシだと思う人もいるかもしれません。

それでも私は本当にすっきりしました。自分の基準で正しいお金の使い方をしたからです。
iPhoneには7万円払う価値がある。
キャリアには、月額6、7千円払う価値はない。
それが私の決めた「値打ち」です。

もちろんこの考え方が「正しい」という話ではないです。
人それぞれ違うものですから。

言いたいことは、ただの消費行動とはいえお金の使い方、支払い方には生き方が出る、と言うことです。
漠然と使うのではなく、自分が何にお金を払おうとしているのか、その値段を支払う価値があるのかということを、値段の大小関わらず考えてみる。
それはお金の使い方を通して、自分を見るということでもあると思います。

長くなったので後編へ続く。