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まずは全体像を聞かせてもらおうか、話はそれからだ 〜 説明は大→小を心がけよう

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もうイラストで全て伝えてしまった感がありますが(笑)。
全体の流れの中で、今自分が何をしているのか、どの位置にいるのかがわからないのって結構なストレスじゃないですか?
ほんの一言でもいいから最初に全体に関する説明をしてもらえると、そのあとの具体的な話も頭に入ってきやすいのにといつも思うのです。

私が広告代理店に入社した時の話です。
初日に新聞や情報誌の束を渡され、社長に「良さそうな広告を切り出せ、『弾出し』をやってもらう」と言われました。
良さそうな広告とは…?
主観でいいのか…?
むしろ何かを試されているのか…!?
出した記事を使って勉強会でもするのか…!!?

社長は時々やってきては切り出した記事を見て「これは規模が小さいからダメ」「これは代理店が決まっている」など、NG記事をよけていきます。
そこで言われたアドバイス?を懸命に覚えつつ、訳がわからないままその日1日延々と記事を切り出しました。

この作業はなんと何日も続きました。
(正確にはその後日課として毎日やることになるのですが)

そして数日後、社長は言いました。
「よし、じゃあ電話してください」

………えっ?

「テレアポだよ。その為に弾出ししたんだから。」

つまり、新聞や情報誌に現在広告を出しているところには『広告費』があるということ。
その広告費を獲る為に、その相手に電話し、他の媒体をオススメし、アポを取る。
そのための情報収集が『弾出し』だったというわけです。

だから「規模が小さい」地域型の単独店は様々な媒体に広告費をかけないからおいしくない、「代理店が決まっている」ところは営業をかけても無駄、などとはじかれていたのです。

最初に言ってくれよ!!

右も左もわからない業界で、いきなりわけのわからない作業をさせられた数日間のなんと不安だったことか!
しかも自分なりに何か得ようとデザインがいいとか訴求力ありそうとか見ながらやってたの、弾出しに全く必要ない視点だったし!!

まあ、わからないなら最初に聞けよって話なんですけど、初めての就職で緊張してるし聞きやすい雰囲気でも無かったので、とにかく最初からしんどかった思い出です(苦笑)

学生の頃は4月に一斉に新学期が始まり、授業も部活もみんなが同じスタートで順番に教わることができました。
新卒入社直後くらいまではその流れがあるかもしれませんが、大人になるとなかなかそうはいきません。
組織でも、活動でも、何かの流れに自分一人だけ途中から参加しなくてはならないことは、よくあります。

全てを1から手取り足取り教えてくれとは言いませんが、まずはざっくりとでも全体像を伝えることが大切だと思います。
その説明があるだけで、その後の細部の説明にも安心して耳を傾けらるし、理解度も違ってくる。

説明は大から小へ。
教育担当や講師業の方など教え慣れている方には当たり前のことかもしれませんが、慣れてない人は説明に一生懸命になるあまり意外と忘れがち。
そういう場面があったら、ちょっと気をつけたいですね。