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自分の世界の外の世界へ

160608

初めての海外留学は高校の時だった。
たった2週間だったが、一般的な高2の英語力で生徒一人ずつが別々のお宅にホームステイしたのだから、なかなかハードな体験ではあった。

2週間で英語が上達するわけじゃない、その後の将来を変える何かがあったわけでもない。
それでも割と人生の早い段階で「日本の外には世界がある」ということを知識ではなく、自分の体で経験できたのは本当に良かったと思っている。

家族だったり、仕事だったり、自分の目に見えることだけに集中していると、それこそが世界だと無意識に認識するようになる。
自分が関わっていない外にも世界がある。
そんなことはちょっと考えてみればわかるのに、そのこと自体に考えが及ばなかったりする。

私はかつて、自分で作った狭い世界に囚われていた。
私にその世界を教えてくれた人こそがその世界の第一人者であり、その言葉は絶対だと思い込んでいた。

確かにひよっ子だった私にとっては偉大な人だったし、学ぶことは多かった。
けれど決して、絶対などではなかったのに。

外に出て、初めて知る。
なんだ、あの人が言ってたこと、他の人も言ってる。
むしろあの人より優秀な人も立派な人も、そして何より心から尊敬できる人もたくさんいた。

考えてみれば当たり前のことだったのに、外に出るまで気がつけなかった。

必ずしも次の世界へ、次の世界へと常に世界を拡張する必要はないと思う。
外の世界から自分の世界を俯瞰し、また元の世界に戻っていくこともあるだろう。

けれど、出てみないと見えないもの、わからないことがある。
自分の世界にの存在に違和感や不安があるなら、勇気を出して外に出てみよう。