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心と体の距離

160531

基本的に他人に触られるのが嫌いである。
握手とか、ハグ(抱擁)とか、そういうこと。

別に潔癖というわけではない。
異性の場合だとしても、性的な抵抗感がどうこうって話でもない。

つまり、距離感の話だ。
体に触れるという行為を、心を許した相手にしか許したくないのだ。
心の間合を詰めないうちから、こっちのテリトリーにずいずい体を押し込んでくるのはどういうこっちゃということだ。

そりゃ私だってオーストラリアのホストファミリーと再会したり、ニュージーランドでお世話になった人と挨拶するときは普通にハグしますよ。
だって向こうはそれが普通だもの。

けれどこの国の日常において、相手との距離感を測らず、何も考えず、いきなり触れてくる人の気が知れない。
相手はフレンドリーなつもりかもしれないが、私はあなたのフレンドではない。
ビジネスで握手を求められたときも大人だから応じるが、初対面の挨拶から握手をしたり肩を叩いたりする意味がわからない。
ただのポーズのつもりか、それこそ「欧米か!」とツッコミたい。

…と、普段から思っている私だが、一昨日のフェスタ後だったらたぶん出展者の誰からハグをされても抵抗しなかっただろう。
オンラインで何ヶ月もやり取りをしてきたとは言え、初めて会った人が多数、多くても2〜3回、当日だってゆっくり話せたわけじゃない。
けれど、あのひとつのイベントを終えた後の一体感といったら、もう。
そこに距離感なんてなかった。

そしてその素直な心のまま、実際に何人もの人の心からの握手やハグを受け入れた。
(ちなみにフェスタ関係者の方、もうダメです。時効です・笑)

ちゃんとそのタイミングで訪れた握手やハグは、ちょっと照れくさいけど、心から幸せな気持ちになれる。
いつも踏み込み過ぎないように人との距離を慎重に測っている方だけど、自分が別に人間嫌いってわけでもないようで少し安心もした。

とは言え完全に受け身だったので(笑)、もし次にまたそんな気持ちになったら、私から行動してみようか。
感情が溢れて体が勝手に…というタイプではないので、とても勇気を出すことになるかもしれないけれど。