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知らないことは恥ずかしくない、いい大人が知らないと言えないことが恥ずかしい

170124

知らないことが出てきたときに、素直に「知らない」「わからない」「教えて」と言えること。
これはすごく大事なことだと思います。

今聞くと話の流れをさえぎりそうだから、わからないけど後で調べよう、とかそういうこともまあ多々あると思うんですが、要は『保身のために知ったかぶりをするべきじゃない』ってことです。

元々性格的にそれを言いやすい人、言いにくい人ってのはいると思うのですが、ある程度の大人になってもそれを言えない人は、自分の世界が狭い人なんじゃないかと最近思いました。

大人になったから素直に聞けなくなった、じゃないですよ?
大人になっても素直に聞けないのは、間抜けな話なんじゃないかって話です。

だって、世の中ってのは広いのです。
どこまで行っても、自分よりものを知ってる人、知見が広い人は必ずいる。
全ての事象において「他人が知っていて、自分が知らないわけがない」なんて本気で思わないでしょ?
知らないことなんて、考えるまでもなくあって当たり前なんです。

けれど自分の世界が狭い人は、その世界の中での自分の立ち位置しか意識できない。
その世界の絶対数の中でしか考えられないから、その世界の中で自分がバカに思われないことが大事だから、素直に聞けないんです。

よく「若い人は年寄りより素直だ」っていうじゃないですか。
私これも事実とは思えないんですよね。
だって、『家族』と『学校』っていう死ぬほど狭いコミュニティの中でしか、自分の存在価値を測れない時期ですよ?
その中でバカに思われないために、保身が働きまくったっておかしくないですよ。

というか、これは自分がそうだったという話でもあるのですが(苦笑)
私は元々性格的にプライドが高く、わからないことがあっても聞けない人代表みたいなものでした。
(その頃の恥ずかしいエピソードはこちら。「どんな話からも学びを得る方法」)

けど大学卒業後フリーターとしていろんな場所で働いて、広告営業としていろんな会社を知って、今フリーランスとしていろんな肩書きの人と交わって、私の世界は大人になるにつれどんどん広がっていったのです。
バカにされたくないというプライドの高さは性格ですから大して変わりませんが、それでも「わからないことは聞く」「学ばせてもらう」方が、知ったかぶりをしてやり過ごすよりよっぽど効率よく物事が進むし成長できるのですから、聞かない方がバカというものです。

しかしそういう意味で、「若い人は年寄りより素直」だと一概には思いませんが、いい大人に対しては「素直にわからないと言えないなんてかわいそうに」とは思うのです。
長い人生、何を見てきたんだ、と。
あなたの世界(視野)はどんだけ狭いんだと。

そして逆に、「わからない」と言ったときにあからさまに「こんなこともわからないの!?」とバカにしてくる人も、かわいそうな人です。
同じように狭い世界で自分と人を判断しているから、そんな言葉が出る。
その一面では自分の方がものを知っていたとしても、目の前の人はまた別の一面では自分よりものを知っている、なんてことはちょっと考えればわかるのに。
(だからそんな人がいても、学ぶ姿勢があるなら自分ってバカだなあって落ち込む必要はないですからね。)

世の中には誰しも、知ってることもあれば知らないこともある。ただそれだけ。
そう思うことで、楽になれることもあるんじゃないでしょうか。