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日本では大麻を密輸するより著作権侵害の方が重罪なんですってよ

150908

私の絵をパクるくらいならもっとうまい人のを…ってのは冗談ですけど、それを見つけたときはとても悲しかったです。
自作発言は悪質ですが、そもそも「無断で使う」ことがいけないんですよ。

それはつまり、著作権侵害です。

先日、イラストレーターの中村佑介さんがTwitter(@kazekissa)で『18歳の著作権入門』(福井健策 著/ちくまプリマー新書)という本が、わかりやすくオススメだと仰っていたので読んでみました。

Youtubeや初音ミクなどを例に挙げつつ、タイトル通り若い人にもわかりやすい平易な言葉で、「著作権とは具体的に何に及ぶ権利なのか」を説明してくれる良書です。
(かと言って若者に媚びている感じもなく、誰でも読める内容ですのでご安心を)

こういう仕事をしていると、やはり著作権については色々と考えるところがあります。
自分の絵を商売にしているわけですから、仕事のときに「私の絵はこういう範囲で自由に使っていいですよ。でもこれは著作権者として困りますよ」という話をすることも。

その一方、私が「これまでの人生で絶対に著作権を侵していないか」というと、それはちょっと…あれです。はい。
なんたって、同人活動とか、ファンサイトとか、やってましたしね…。

同人活動は違法か否かという記事を過去にこのブログで書いたこともあるのですが(そのうち手直ししてアップします)、同人じゃなくても「これって著作権的にどうなの?」と疑問に思うことってありませんか?
「自分はそんな絵描いたりしないから」という方、資料を作るのに文字だけじゃ寂しいからと、ネットで検索して出てきたイラストカットを使ったことはありませんか?
見逃した番組、誰かがアップしてくれている動画を探し出して見たことはありませんか?

現代は、ネットの普及によって「著作権」という概念について考える機会のなかった人も、当たり前に「著作物」に触れている状態なのです。

『18歳の著作権入門』ではそのあたりが本当に具体的で、色々と疑問に思っていたことがすっきりとしました。

「著作権とは何か」という話から、最後は「どう著作権問題と向き合っていくか」というところに話が展開していくのですが、私含め全ての著作者が自分の問題として考えていく必要があると強く感じました。

この1ヶ月、オリンピックロゴの件でも随分と話題に上った著作権問題。
この1冊で教養として学んでみてはいかがでしょうか。

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