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住民に愛される土地に住みたい〜大宮浦和問題に思う

16jan31

(昨年9月、そごう大宮店で開催された『いしかわ百万石物語展』でのさいたま市の盆栽と私の地元加賀百万石前田さんちのコラボ)

「こんなに低所得なのに、世田谷住んでるの贅沢じゃね?」という思いつきでふらっとさいたま市に引っ越してきて、早8ヶ月。
自宅近隣の住環境や都心へのアクセスには満足しているけど、辟易していることがひとつあります。

市としての一体感がなさ過ぎる。

さいたま市は、浦和市、大宮市、与野市、岩槻市という4つの市が合併してできた複合都市です。
合併によるいざこざは全国どこにでもあるものですが、すでにあの平成の大合併から10年以上が経ち、住民の心中は今でも納得はしていないのかもしれませんが、表面上はひとつの自治体として機能しているところがほとんどでしょう。
…さいたま市以外は。

大宮と浦和はあまり仲が良くないということはなんとなく聞き及んでいましたが、実際に住んでみるまではこれほどまでとは思いませんでした。
仲が悪かったのは昔のことで、今はその仲の悪さをギャグとして使ってるくらいだろうと思っていたのですが、とんでもない…。

私はいわゆる「旧大宮市」側に住んでいるのですが、白昼堂々さいたま市の大宮出身区議会議員が「大宮の税金は大宮の為に使うべき!」とか街宣車で言って回っているのですよ。(しかも1人じゃない)

そんな利己的な考えの奴に絶対投票しねーよ!と思うのですが、実際既に議員なわけですから、支持している人が多数いるということです。
当然この人達に好き放題させるわけにはいかないので、浦和はじめ各地域出身の議員が血肉を削る争いを繰り広げていることは想像に難くありません。

せっかく引っ越してきたのに、残念と言わざるを得ません。

私は上京してから世田谷に10年住んでいました。
世田谷区民として生きていきたいと思うほど郷土愛を感じていたかと言われるとそこまでではありませんが、とても住み心地がよかった。
人口が多く人の出入りが多いせいか、地元の人も新参者も、程よい距離感で気持ちよく暮らすことができました。
(あと財政が潤沢で惜しみなく還元しているところがよかった・笑)

さいたま市も都心に近く人口が多い大都市ですが、世田谷とは少し違う期待を持っていました。
やっぱり埼玉出身者が多いだろうし、「地元の一体感」みたいなものがあるかなって。
いやまあ、「大宮の一体感」はすごいんですけど、じゃあさいたま市ってなんなのって感じが外から来た者からするとどうしてもしちゃうんですよね…。

特に理由があって住んでいるわけでもないので、いつまでさいたま市にいるかはわかりませんが、その間に少しでもいい市になってくれたらよいのですが。

地元愛って生きていく上で必須のものではないけど、あった方が人生がステキになる要素のひとつかなって思います。
私は石川県出身で、ここ2、3年北陸新幹線の開業とPRキャラクターのひゃくまんさんを応援することで石川愛が深まったから、特にそう思う。

今はライフスタイルに合わせてふらふらしていればいいかと思っているし、いつか安住の地をと決意しているわけでもないけど、できればいつでも住民に愛されて一体感のあるステキな街に住んでいたい。
けたたましい街宣車の音を聞きながらそんなことを考えた午後でした。