連絡先情報だけの名刺なんて意味がない時代に、名刺を新調しました

写真では伝わりませんが、用紙はクリエイターにファンの多いアラベールスノーホワイト

すぐにメールやSNSで繋がれるこの時代に、連絡先情報が記載されただけの名刺は意味がないなあと個人的には思っております。
とはいえ日本で働いている以上、名刺交換をする機会はそれなりにあるわけで。
なのでフリーランスとして独立して以降、名刺は「私という存在と、何を提供できる人間かを覚えてもらうアイテム」と位置付けて、自分なりに工夫して作っています。

今回は初めて、二つ折りタイプの名刺にしてみました。
二つ折り名刺のメリットは、もちろん情報を多く載せられること。
単純に紙面が2倍になりますからね。

ただそのメリットを最大限活かそうとした結果か、私が今まで見たことのある二つ折り名刺はとにかくこれでもかと文字がぎゅうぎゅうのものばかり。
それで二つ折り名刺にあまりいいイメージを持っていなかったのですが、自分だったらどうするかを考えたときに、今なら納得のいくものが作れるかもしれないと思いチャレンジしてみました。

百漫画の本質的なことだけが厳選された、ミニマルなパンフレットのような名刺ができたので、機会があればお受け取りいただけると幸いです。

おまけ

過去の名刺シリーズ。
それぞれのデザインのコンセプトは、そのときに同時配布していた小冊子やサイトのデザインとリンクしています。
その1とその2は自分でデザインまで、その3と今回の名刺はラフまで自分で描いて、あとはデザイナーさんにお願いしています。

その1
その2
その3

こんなときはごめんなさい!?ご依頼をお断りする理由ベスト3


ベストとは一体…?という疑問がのっけから発生しておりますが、お断りになる意外な理由の順だと思ってくださいませ。

第3位 条件が合わない

これは意外性のない、最も発生しやすいお断りの理由ですね。
納期や料金、作画条件などが折り合わず、ごめんなさいとなってしまうパターンです。

ただ百漫画では即お断りすることはほとんどなくて、条件を伺った上で「この納期なら受けられる」「制作料は少々上がるが対応スタッフを増やせば可能」など代替案をお伝えすることが多いです。

それでダメだった場合でも理由がはっきりしているので、それを踏まえてまた別の機会にご依頼いただくこともあります。
角が立たないよう理由を濁してお伝えする方法もあるとは思いますが、ある程度明確にした方がお客さんの方でも百漫画が「今後ありかなしか」を判断しやすいと思うので、私は伝えたい派です。

第2位 漫画の出番ではない

「目立つ!」「わかりやすい!」「おもしろい!」とメリット盛りだくさんの漫画ですが、万能神ツールではありません。
得意なことも不得意なこともあります。

漫画を使いたいと思って頂けるのは本当に嬉しいのですが、お話をお伺いして
「今はタイミングではないかもしれない」
「それだったら漫画ではない手段の方がいいのでは」
と私から漫画を見送ることをご提案差し上げることもあります。

お客さんの状況によるのでそれはこういうときです!と一概に説明できるわけではないのですが、必要だったのは必ずしも漫画ではなく絵が持つ華やかさや柔らかさだった、というパターンは多いかも知れません。
イラストカット+解説が代替案として活きることは多いですね。

第1位 お客さんがまだテーマを深掘りしていない

これは私の個人的な思想(大げさ)に基づく理由で大変申し訳ないのですが、ほぼ確実にお断りになるパターンがあります。
それは、漫画で描こうとしているテーマ(物でもサービスでも人でも)について、お客さん自身が全く考えを巡らせていない状態で「とりあえず漫画で何かやりたい」と言われたときです。

漫画には『テーマ』が必要です。
しかもありきたりではいけない。
「バトル冒険もの」というぼんやりしたテーマでは、漫画の形にはなっても決して感動を呼ぶ作品はできません。
そこに「西遊記」「願いを叶える魔法の玉」という独自性を追加したからこそ、『ドラゴンボール』は唯一無二の作品になるわけです。

私はお客さんの持つテーマをどのような形で漫画にすれば読者に伝えられるかはご提案しますが、テーマそのものを考えるのはお客様の仕事。
大雑把なテーマでは、漫画はその力を発揮できないのです。

何も考えていないお客さんには特徴が…

自分の売りモノについてまだきちんと強みなどを掘り下げて考られていない場合、ブログやホームページなどその他のこともきちんと展開できていない場合がほとんどです。

漫画は確かに強力なツールですが、決して『最優先』ではありません。
やるべきことからやって頂いた方が、その後の漫画の効果も上がります。

漫画を作るなら本気で楽しく!

漫画の制作はオーダーメイド、しかもフルオーダーで手間もかかりますし、大抵の方にとっては「とりあえず」で作る料金設定でもないはず。
お互いが気持ちよく取り組んでいい物を目指せる状態で、ぜひお仕事をさせていただきたいなと思っております。

サイトリニューアルのお知らせ

制作着手前に方針となるメインビジュアルのラフを作り、デスクトップに貼っていました。

3年ぶりの完全リニューアル

百漫画ウェブサイトをリニューアルしました。
私にとってサイトのリニューアルとは、百漫画そのもののリニューアルに他なりません。
理念から活動内容から全て見直し、半年かけてこの度公開にこぎ着けた次第です。


主なリニューアル点は、下記のとおりです。

1、屋号が変わりました

以前は『広告漫画企画室 百漫画』と名乗っていたのですが、活動を続ける中で広告漫画以外も幅広く手がけるようになってきました。

それに伴い屋号をシンプルに『百漫画』に変更。
ロゴも一新し、「企画から、描く。」というタグラインをつけました。

2、実績公開ページにこだわりました

ただの成果物の羅列ではなく、どのように考え作品作りを行なっているかが伝わるような実績ページになりました。

3、お客さまのお役に立つ情報を充実させました

漫画を役立てるためのノウハウを綴る『コラム』、一読すれば百漫画のことが全てわかる漫画『百漫画流 漫画利用のイロハ』、項目が多過ぎる『よくある質問』など、コンテンツにより力を入れました。

4、ブログがnoteに引っ越しました

これまでのメインコンテンツであり数百を超える投稿があったブログを終了し、新たにnoteに投稿していくことにしました。
ご興味のある方はぜひご覧くださいませ。
https://note.com/hyakumanga

5、メルマガ配信を始めました

当方にご興味を持ってくださった皆さまとの繋がりを持ちたいと考え、メールマガジンを始めることにしました。
更新情報をお伝えしたり、メルマガ読者さまだけのキャンペーンなど展開予定です。
http://hyakumanga.com/melmaga/

6、デザインがめちゃめちゃカッコよくなりました

以上のようなことを踏まえた上で、テーマカラーを一新したりイラストをふんだんに使ったりしつつ、めちゃめちゃかっこいいサイトにしてもらいました。やった!
もちろん読みやすさ重視で制作されておりますので、ぜひあちこちご覧いただければと思います。



今後もコンテンツの充実を図り、より良いサイトの提供を目指してまいりますので、何卒よろしくお願いいたします。


百漫画ウェブサイト(2020.8〜) 制作スタッフ

長井謙(ことばやさん
タグライン ・メインキャッチコピー
吉田武志(malme.design
ロゴデザイン
制作パートナー実績 1 2 3
メインビジュアルイラスト
制作パートナー実績 1 2 3 4
メインビジュアルイラスト
制作パートナー実績 1
メインビジュアルイラスト
百万 友輝
企画・サイト内文章・漫画・イラストのほぼ全部