経緯
すでに何度かお仕事をさせていただいていた出版社様より、自己肯定感をアップする認知行動療法のメソッドを漫画で描きたいというご依頼をいただきました。
著者の先生の理論と漫画を交互に展開する内容、ということは決まっていましたが、それ以外は全てがゼロから。
著者、出版社の担当、そして私の3人で内容をミーティングを重ねました。
漫画の脚本は全て私のオリジナル。
まず玉井先生の理論や認知行動療法、インナーチャイルドについての学習から始め、キャラクターやストーリーを作り込んでいきました。
ポイント
自分が理解していないことを漫画にしても読者には伝わらないというのが私の持論なので、最初の学習にかなり時間を使いました。
専門的な内容の案件に携わるときは、いつも「その話題に関してちょっと詳しい人」になります笑
精神的な問題とそれに向き合う方法という抽象的なテーマを漫画で描くということで、舞台や設定などかなり悩みましたが、なんとかうまく形にできたと思います。
ちょっと難しいテーマであることは間違いないので、まずは漫画だけでも気楽に読み進められるようペンギンをキャラクターとして登場させ、話にテンポを付けるなど工夫しました。
漫画脚本・制作/百万友輝 作画アシスタント/ktym